家づくりとは「家族の豊かで楽しい暮らしを実現できる舞台をつくること」②

注文住宅,家づくり,可変性,バリアフリー

自分達の家を建てようと決心したした時から、家づくりが始まります。

家づくり成功の秘訣は、施行を依頼する工務店との「家づくりコンセプト」の共有です。

この作業がうまくいけば、家づくりは楽しく、納得しながら進められます。

自分達が、家を持ちたい理由を整理し、それを基にして、
思いを実現するための家づくりのコンセプトを作りましょう。

「家を建てたいと思った理由」と「家を建てる目的を実現させる計画」が
一致していれば、必ず家族の望んだ家が実現します。

家づくりの目的に合わせた計画を立てるためには、家を建てたいと思った理由を、
具体的な目的に結び付けることが大切です。

家族が望む目的に対して、施行する側が専門的な見地から具体的な対策を提案します。

この作業を繰り返すことで、家づくりのコンセプトが明確になっていきます。

コンセプトに盛り込みたい要素は家族によって異なり、多々あります。

今回は、間取りの可変性とバリアフリーについて考えていきましょう。

終の棲家となる家にしたい…子供部屋と家全体の床面積への考え方

家は、長く住む場所です。
そして、家の寿命は適切な手入れをしていれば、100年以上、良い状態を維持できます。

それにもかかわらず、30年から50年程度しか住まなかった家を、建て替えるケースや、
まだ住める状態なのに、空き家になっているケースが多いのはなぜでしょうか?

その理由の一つは、間取りの可変性にあります。
多くの人は、子育ての期間中、または子育てに備えて、家を建てます。
そして子育て期間中には、子供の成長に合わせた暮らしをします。

したがって、子供と一緒に暮らす家、
子育ての期間を暮らしやすくする家づくりが、最優先されがちです。

「兄弟姉妹が増えることを考えて、子供部屋はあとで分離できるようにしておこう」

「家事をしながらでも、いつでも子供に目の届くようなキッチンとリビングの繋げ方をしたい」

「家事負担を減らせる間取りにしたい」

確かに、子育て期間中には、このような要素を採り入れた家は、暮らしやすい家になるでしょう。
ただ、子育ての期間は、家を建てる年齢にもよりますが、10年から20年程度です。

子供が大学を卒業し、独立していけば、夫婦だけの暮らしに戻ります。
結婚した子供夫婦と一緒に暮らすケースもあるでしょう。

どちらにしても、子育て期間より、長い年月を過ごすことは間違いありません。
その時に暮らしやすい家は、子育て中に暮らしやすかった家とは異なります。
夫婦だけの暮らしになった場合には、使わない部屋ができてしまいます。

「子供が二人いたので、2階にそれぞれの子供部屋を作ったが、どちらも物置になっている」

ご夫婦が、70代、80代になると、そのような状態になってしまうケースもあります。
子育て期間中であっても、家にいる時の過ごし方、
家族同士の関係が変化してきている現代において、広い子供部屋は必要なのでしょうか?

数十年前までの一般的な戸建て住宅には、1階にダイニングとキッチン、お茶の間、
客間、夫婦の寝室があり、2階に子供部屋があるという間取りの家が多くありました。
現在、空き家になっている家に多い間取りです。
家の中での過ごし方は、食後は客間で家族の団欒をするが、その後は、
それぞれの居室で過ごすという家族が多かったと考えられます。
一緒にいるときは、会話をし、団欒を射楽しむという親子関係だったからでしょう。

現在は、家にいるときはほとんどリビングで過ごすという家族が増えています。
リビングに集っているからと言って、家族全員で話し合いをしたり、
ゲームをしたりするのではなく、それぞれがしたいことをするという過ごし方です。

就学までの子供は、常にリビングにいますが、就学してからも、
リビングで宿題や読書をする子供も多いようです。
受験の時期になると、勉強は塾や図書館でするので、
家ではリビングにいるという中学生、高校生もいます。

そのような状況から、子供部屋=子供の寝室と考えれば、
必要最小限の面積の子供部屋で十分なのではないでしょうか?
姉と弟、兄と妹という組み合わせの場合、年頃になれば、個別の部屋を欲しがりますが、
兄弟、姉妹であれば、いくつも子供部屋を作る必要もないでしょう。

そうできれば、家全体の床面積を抑えられます。
家全体の床面積を抑えられれば、平屋に住むという可能性が出てきます。

終の棲家という観点で考えると、理想の選択肢は平屋ではないでしょうか?
階段がない平屋は、移動や家事の負担が少ないからです。
子供部屋も、子供が独立後は、客間にする、書斎や趣味にスペースにするなど、活用しやすくなります。

ただし、敷地の広さと家族の人数によっては、平屋では、十分な居住面積を確保できない場合もあります。
このような場合には、二階建てにして、居住面積を確保する必要があります。
また、いずれ二世帯住宅にすることを視野に入れている場合にも、平屋より、
二階建ての方が、二世帯住宅の分離の仕方の選択肢が増えます。

2階建てにする場合にも、子供部屋に使う床面積を、
リビングやダイニングに使って、広々とさせるという考え方ができます。

終の棲家となる家にしたい…間取りの可変性

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間取りを作る時に、大切なことは、平屋であっても、二階建てであっても、
ライフスタイルの変化があった時に、
暮らしやすい間取りに変えられる対策が施されているということです。
子供の独立や、結婚した子供夫婦との同居などの生活の変化に対して、
莫大な費用をかけなくても、暮らしやすい間取りにリフォームするための備えです。

ライフスタイルの変化や、時代の流れによって、暮らしにくさを感じる家に
なってしまった時に、リフォームに高額な費用がかかる家もあります。
高額な費用がかかっても、経済的の余裕があり、建て替えをする場合もあれば、
戸建て住宅に住み続けることをあきらめて、マンションに買い替える場合もあるでしょう。

家族の変化や、時代の流れによって、私たちの暮らしは変化します。
住宅設備機器も、毎年のように新しい機能を搭載した機種が開発され続けています。

一方、家は、とても頑丈にできています。
時代の変化に関わらず、耐震性を失うことなく存続します。
その家を、暮らしの変化に合わないからと言って、
建て替えてしまうのは、とてももったいない話です。

マンションへの住み替えをすれば、庭を失うだけではなく、
住み慣れた地を離れることにもなります。

もし、暮らしの変化に応じた間取りの変更ができるように、計画された家であれば、
せっかくの家の寿命を、無駄にしないですむのです。
高齢になってから、見知らぬ環境で暮らすことも避けられます。

リフォームするための備えのある家は、間取りを変え、住宅設備機器を
一新すれば、暮らし方の変化があっても、居心地の良い家であり続けます。

終の棲家となる家にしたい…バリアフリーへの備え

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もう一つ大切な備えは、バリアフリーへの備えです。誰もが、高齢期を迎えます。
高齢になる前に、病気やけがで、
車椅子の生活を余儀なくされることもあるかもしれません。
そのような時に、住めなくなる家、施設に行くしかなくなる家にしてはいけません。

手軽なリフォームで、車椅子でも生活できる家にできるようにしておくことが大切です。
躓きやすい段差をなくす、浴室や階段には手すりをつける、
玄関の間口や廊下を車いす対応の幅にしておくなど、
新築時からできることはしておきましょう。

間仕切壁の少ない広い空間を持つ家ほど、バリアフリーに対応しやすくなるので、
将来的なバリアフリーを念頭に置いて、間取りを作るという考え方もあります。

玄関や、リビングの掃き出し窓からの出入り口をバリアフリーにしておくと、
車椅子が必要になった家族の行動範囲が広がります。
自力で庭に出て、ガーデニングを楽しんだり、読書をしたりもできます。
外出時には、介護する家族の負担が減らせます。

車椅子になって、落ち込んだり、体力が急激になくなったりする原因の一つは、
行動範囲が狭くなってしまうことです。
もし自由に動ける範囲が広げられれば、本人にとっても、
見守る家族のとっても、大きな助けになります。

これらの措置は、子育て中にも役立ちます。
段差がなければ、ベビーカーを玄関内にスムーズに入れられます。
リビングから続くウッドデッキに出る際に、子供が躓く心配もなくなります。

現在は必要がなく、実際に車いすを使うようになった時に、
変更したい項目を考え、備えておくことも大切です。
洗面台を低くして、車いすに座ったまま、洗面できるようにする、
トイレの間口を広げる、2階建ての場合には、エレベーターを設置する
といったような、現在は必要ない項目です。

家づくりをする時期は、子供のことで頭がいっぱいという時期に
重なる家族が多いことと思います。
その為、子育てをしやすい間取りを優先してしまいがちです。

でも、子育てが終わった後も、家を建てたご夫婦は、長年に渡りその家に住み続けます。
30代、40代では想像しにくいことではありますが、子供の独立やリタイア後、
さらに高齢になった時の生活もすべて考え併せて、
家づくりを進めることが、居心地の良い終の棲家に繋がります。

蓮見工務店の家づくりへの想い

注文住宅,家づくり,設計

私たち蓮見工務店は、「工務店」+「設計事務所」ならではの
手作りの家づくりときめ細かいアフターメンテナンス、
そして設計事務所として培ってきた
デザイン性、高性能な家を提供させていただきます。

「熱を集め、移し、蓄える」

「風を通し、涼を採り、熱を排出する」

「直接的な日射を避ける」 「断熱・気密性を高める」

などのパッシブデザインも積極的に取り入れ、
今まで多くの雑誌にも掲載していただきました。

快適で心地よい暮らしは、設計、性能、見た目のデザインなど、
全てのバランスで実現できます。

そして、経験豊富な職人の手によってカタチになるのです。
私たち蓮見工務店は、それらすべてにこだわり、
お客様の一棟に全力をそそいでまいります。

注文住宅やリフォーム、リノベーション、店舗などの建築を
ご検討中の方には、これまでに携わったお宅をご見学していただけます。

「木造住宅の視覚的な心地よさ、
木にしか出せない香り、温かみのある手触り」

「木の心地よさと併せて太陽の光などを取り入れた、
パッシブデザインの良さ」

を感じて頂けます。

ご希望などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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