家づくりとは、家族の豊かで楽しい暮らしを実現する舞台を造ること ①

注文住宅,自然素材,耐震性

自分達の家を建てようと決心したした時から、家づくりが始まります。

家づくり成功の秘訣は、施工を依頼する工務店との「家づくりコンセプト」の共有です。

この作業がうまくいけば、家づくりは楽しく、納得しながら進められます。

自分達が、家を持ちたい理由を整理し、それを基にして、
思いを実現するための家づくりのコンセプトを作りましょう。

「家を建てたいと思った理由」と「家を建てる目的を実現させる計画」が
一致していれば、必ず家族の望んだ家が実現します。

家づくりの目的に合わせた計画を立てるためには、
家を建てたいと思った理由を、実現したい目的に結び付けることが大切です。

家族が望む目的に対して、施行する側が専門的な見地から具体的な対策を提案します。
この話し合いを繰り返すことで、家づくりのコンセプトが明確になっていきます。

コンセプトに盛り込みたい要素は家族によって異なり、多々あります。

今回は、アレルギー対策と地震対策について考えていきましょう。

子供のアレルギーが心配…家づくりにおけるアレルギー対策

現在の生活における子供の病気の中で、非常に多くの割合を占める症状が、アレルギー疾患です。

アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など、様々なアレルギー疾患があげられます。

平成28年に発表された厚生労働省の調査の結果を見ると、喘息、アレルギー鼻炎(花粉含む)、
アトピー性皮膚炎、結膜炎の患者数は、平成20年から26年の間、増加し続けています。

喘息、アレルギー性鼻炎は、0~19歳の患者数が38パーセントと最も多く、
アトピー性皮膚炎は、20~44歳の44パーセントに続いて、0~19歳の患者数が36パーセントもいます。

また、平成26年度の都道府県別の小児(15歳未満)人口当たりの受診患者数を見ると、埼玉県では、
子供の割合が80~100パーセントを占めているという結果が出ています。

このように子供の患者数が多い県は、埼玉県の他に広島、福井などがあり、全国で4県です。

この結果を見ると、埼玉県のお住まいの親御さんが、子供のアレルギーを心配されるのは、もっともな話です。

アレルギーの原因には、様々なことがあげられまが、
住環境、食環境、大気汚染などの生活環境からの影響が大きな割合を占めます。

この中で、住環境に関しては、子供のアレルギー対策を念頭に置いての家づくりで、
アレルギーを発生させにくい家づくりに取り組むことができます。

自然素材の家

注文住宅,自然素材,耐震性

アレルギーを発生させにくい家とは、どんな家なのでしょうか?

それを知るには、今とは全く違った住環境で暮らしていた、
昭和前半までの家について考えてみるとヒントがあります。

昔の日本の家は、現代主流となっている新建材の家とは違い、
天然の木材、土壁や塗り壁、畳、和紙などで、建てられていました。

これらの素材には、空気中の湿度を調整する性質があり、
湿度の高い時期が長い、日本の気候とは相性が良く、カビやダニを防いできました。

子供たちに気管支喘息を引き起こす大きな要因は、ダニです。

毎日掃除をしている家でも、ゴルフボールくらいのホコリの塊には、
家ダニが4,000程度いるそうです。

日常的な丁寧な掃除はもちろんですが、
ダニや、ダニの栄養源になるカビを発生させないことがとても大切です。

ところが、新建材には、調湿性がない建材が多く、
結露→カビ→ダニという循環を作ってしまうことがあります。

もちろん新建材の中には、利便性の高い優れた建材もありますが、
室内の環境にとっては好ましくない物質を、
室内の空気中に揮発させるものもあります。

その結果、空気が汚れてしまい、
アレルギーの原因になってしまう恐れがあるのです。

アレルギーを起こしにくい環境を作るためには、
できるだけ自然素材を多く使った木造住宅にすることが求められます。

換気対策のしっかりした家

昔の日本の家は寒いと言われます。

なぜなら、家に使われる自然素材のほとんどは、
調湿性とともに、通気性も持っているからです。

加えて、現在使われているような密閉状態を作り、
断熱性を高めるサッシや断熱材も開発されていませんでした。

ただし、その分換気の良い家ではありました。

現在は、省エネのため、住宅には気密性と断熱性が求められます。

そのおかげで、夏涼しく、冬暖かい環境が作られるのですが、
気密性が高ければ高いほど、換気の良さは失われてしまいます。

そのような状態では、きれいな空気を維持することができません。

きれいな空気が維持されなければ、アレルギーに繋がってしまいます。

その為、高気密、高断熱にすればするほど、
それに対応する換気計画がされていることが重要です。

大地震が心配…地震に強い家づくり

注文住宅,自然素材,耐震性

地震大国の日本に暮らす私たちにとって、
命と財産を守れる家にするために、地震対策は欠かせません。

ただ、一口に地震に強い家、耐震性の高い住宅にすると言っても、耐震の方法によって、
揺れに対する対応力や、揺れを抑えるための方法、耐震対策にかかる費用が異なります。

地震が発生した時の体感や、地震の揺れを受けとめる方法、
費用の差などについて確認しておきましょう。

耐震構造…地震の揺れに耐える構造

しっかりした地盤に造る基礎、その上建つ土台が住宅を支えます。

強靭な土台の上に建つシンプルな形状の住宅に、荷重が均等になる柱と、
耐震金物が配置されていることが耐震性を高めます。

加えて、一般的な在来工法の木造住宅では、柱と柱の間に、
筋交いの入った壁が配置されます。

この壁は、耐力壁と言われる地震の横からの揺れを受けとめる壁です。

この壁の量や壁の作り方(筋交いの入れ方)、壁の配置によって耐震性が変わってきます。

耐力壁は、建物の中心(重心)と、建物の強さの中心(剛心)の位置が近ければ近いほど、
横からの揺れに耐える力が強まり、住宅にかかる負担が少なくなります。

反対に、重心と剛心の位置が離れていると、横からの揺れによって
家全体にねじれが生じ、倒壊や損壊のリスクが高まります。

耐震構造とは、このような観点から、地震対策がされた構造を指します。

耐震構造にプラスする耐震対策

耐震構造だけでは、地震の揺れが家に与える負担を完璧になくすことはできません。

特に、地震の揺れが継続して起こった場合、
徐々に住宅にかかる負担が大きくなっていきます。

より地震に強い家にするためには、耐震構造にプラスする耐震対策が必要です。

制震装置…地震の揺れを吸収する装置

特殊粘弾性体の制震ダンパーが、地震の揺れを吸収する装置です。

揺れを増幅させない、ねじれやゆがみの発生を抑える働きをします。

継続する揺れに強いという特徴もあります。

免震構造…地震の揺れを逃がす構造

建物と地面との間に免震層を作り、
地震の揺れが直接住宅に伝わらないようにする構造です。

地震の揺れが伝わってこないので、上部からの物の落下や、家具の転倒なども防げます。

断震構造…地震の揺れを断つ構造

地震が発生した際に、タンクから空気が送り込こまれ、
空気の力で家全体が浮き上がらせるという構造です。

2010年に実地された防災科学技術研究所(NIED)での実物大震動実験では、
地震の揺れを30分の1に軽減することが実証されています。

住宅と揺れている地面が離されるため、地震の揺れによるダメージを受けません。

揺れが収まれば、装置が働き、元の位置に戻ります。

耐震への考え方

注文住宅では、耐震性の高さを自分たちで指定することができます。

耐震の方法も選べます。

ただし、最も適切な耐震の方法を選ぶためには、専門的な知識が必要です。

家を建てる敷地の地盤や、間取り、予算によって、
最適な耐震対策の方法が変わってきます。

すでに完成している住宅を購入する場合、住宅品質確保促進法に沿って
様々な住宅の性能が表示されています。

その中には耐震性に関する等級もあり、等級1~3で表示されています。

注文住宅の場合には、単純に等級で選ぶのではなく、耐震対策の種類と、内容、費用の違いについて勉強し、
施工の依頼先からも十分なアドバイスと説明を受け、じっくり検討することがとても重要です。

蓮見工務店の家づくりへの想い

注文住宅,家づくり,設計

私たち蓮見工務店は、「工務店」+「設計事務所」ならではの
手作りの家づくりときめ細かいアフターメンテナンス、
そして設計事務所として培ってきた
デザイン性、高性能な家を提供させていただきます。

「熱を集め、移し、蓄える」

「風を通し、涼を採り、熱を排出する」

「直接的な日射を避ける」 「断熱・気密性を高める」

などのパッシブデザインも積極的に取り入れ、
今まで多くの雑誌にも掲載していただきました。

快適で心地よい暮らしは、設計、性能、見た目のデザインなど、
全てのバランスで実現できます。

そして、経験豊富な職人の手によってカタチになるのです。
私たち蓮見工務店は、それらすべてにこだわり、
お客様の一棟に全力をそそいでまいります。

注文住宅やリフォーム、リノベーション、店舗などの建築を
ご検討中の方には、これまでに携わったお宅をご見学していただけます。

「木造住宅の視覚的な心地よさ、
木にしか出せない香り、温かみのある手触り」

「木の心地よさと併せて太陽の光などを取り入れた、
パッシブデザインの良さ」

を感じて頂けます。

ご希望などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

先頭に戻る
MENU