大雪対策は出来てますか？カーポートが要チェックです！

☝今日から明日にかけては「警報級の大雪」です。しっかり備えましょう！

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで』『納得して』

そして、なにより

『楽しんで』の家づくりを

お届けしている

蓮見工務店社長　蓮見幸男です。

 

☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

☝こんなお家つくってます。

北本市　H邸(店舗併用住宅)　外観（2009年竣工）

 

そんな蓮見工務店に

興味を持っていただいたあなたに

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知ってもらうために

365日、毎日書いているブログの

 

今日が476回目です。

 

 

かねてからの予報通り

今日は午後から

本降りの雪になってきました。

 

関東北部では

平地でも、20㎝の降雪が

予測されています。

 

 

 

 

今からちょうど10年前の

2014年の２月

 

７日～９日にかけて

東京大手町で27㎝の降雪が

 

14日～16日にかけては

群馬県前橋市で73㎝

埼玉県秩父市で98㎝、熊谷市で62㎝

という、記録的な積雪がありました。

 

 

 

特に、14日からの雪では

農業用のビニルハウスが雪の重みで

軒並み押しつぶされる

 

カーポートの屋根が下がって

車に寄り掛かる

 

スーパーなどの

大きな空間の屋根に用いられる

折版と呼ばれる金属製屋根がたわみ

滝のような雨漏りが発生

 

等々、至る所で

大変な被害が発生いたしました。

 

 

 

気温が低く、最後まで

雪のままで止んでくれると良いのですが

 

途中、気温が上がって

雪から雨に替わると

 

積もった雪の中に

大量の雨が滞留して

思わぬ重さとなるのです。

 

 

通常、雪による荷重は

積雪１㎝あたり

３kg/㎡で計算します。

 

積雪10㎝であれば30kg/㎡

20㎝であれば60kg/㎡の重みが

屋根の上にのしかかることになります。

 

そして、雨に替わった水分を

積もった雪が抱え込むと

 

水は1,000t/㎥なので

10㎝で100kg/㎡となり

 

積雪33㎝に相当する

重さになってしまいます。

 

 

 

今夜から明日の明け方まで

予報通り20㎝の積雪があるとすると

 

１台用のカーポートの屋根(13㎡程度）には

60kg/㎡×13㎡＝780kgの荷重が

掛かることになります。

 

つまり、カーポートの屋根の上に

軽自動車一台が乗っかっている状態です。

 

 

もし、途中で雨になって

20㎝の半分程度に水が含まれるとなると

 

30kg/㎡×13㎡+100kg/㎡×13㎡＝1,690kg

という重さになってしまって

 

高級乗用車１台分というイメージです。

 

ちょっと考えても

片持ちでは、耐え切れなさそう

というのは想像に難くない

のではないでしょうか？

 

 

一般的に市販されている

カーポートの耐積雪荷重は

積雪30㎝です。

 

年中積もっている訳でもないので

0.7という係数をかけるので

 

30㎝×3kg/㎡×13㎡×0.7＝819kg

の重さ迄は耐えてくれるはずです。

 

 

ですので、もし20㎝以上の積雪の上に

雨が降っている場合

 

屋根を補強する支保柱を

立ててください。

大概の場合、セットに付属されている

かと思います。

 

そして、敷地に余裕があれば

カーポートの下に駐車しているマイカーは

移動することをお勧めいたします。

 

 

 

 

今日は、

大雪対策は出来てますか？カーポートが要チェックです！

というテーマで

今日から明日にかけて

予測される大雪に関し

カーポート屋根の被害について

その対策を考えてみました。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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