【自宅にワークスペースをつくる】狭い家でも叶えられる設計デザインのポイントを建築士が解説

【自宅にワークスペースをつくる】狭い家でも叶えられる設計デザインのポイントを建築士が解説

「自宅に集中して仕事できるワークスペースが欲しい」「これから家を建てるが、仕事と趣味の両方を楽しめるスペースを作りたい」という方も多いはずです。

そこで今回は、自宅にワークスペースを設ける場合の設計ポイントや、必要な家具とそのサイズについて、建築士が詳しく解説します。

必要な床面積の目安やおしゃれなワークスペースにするコツなど、多くの方からいただくご質問も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント
⚫︎リモートワークのスタイルが社会に定着しつつある昨今において、自宅にワークスペースを設ける事例が増えています。

⚫︎「狭い家だからワークスペースを作るのは無理」と諦めず、空いたスペースをうまく活用し、仕事だけではなく趣味やお子様の勉強スペースなどにも利用できる便利な空間を間取りに取り入れましょう。

⚫︎「蓮見工務店 + 蓮見建築設計事務所」は、埼玉県で「手作りの家」をモットーに、デザインと性能のどちらにもこだわった住宅を数多く手がけています。



目次


2025年はリモートワークとオフィス勤務のハイブリッドが定着

2025年はリモートワークとオフィス勤務のハイブリッドが定着
施工事例:『楽しむ家づくり』を満喫する、高性能住宅

2020年頃から始まったコロナ禍をきっかけに、日本でも民間企業におけるテレワーク・リモートワークが一気に浸透しました。

その後、社会が再び落ち着きを取り戻した2022年以降は、テレワーク・リモートワークを取り入れる企業が減少しましたが、2024年には下げ止まり、職場以外の勤務を導入する企業の割合は、全体の47.3%程度です。

テレワーク・リモートワークの普及率がピークであった2021年(51.9%)と比べると減っているものの、2024年の割合は、コロナ禍以前(2019年・20.2%)の倍以上に達しました。

(参考:総務省|令和7年情報通信白書|テレワーク・オンライン会議

政府は2025年度にテレワーク導入企業の割合を全国平均55.2%に引き上げることを目指しています。

この背景には、2019年4月に施行された働き方改革関連法に基づく「働き方改革」が関係しており、職場外勤務の普及により、非常時における社会活動の継続性を確保し、雇用者のワークライフバランスに応じた多様な働き方の推進を目的としています。

(参考:総務省|テレワークに関する政府KPIの見直し結果

ポイント
テレワーク・リモートワークは、コワーキングスペース※など自宅外で作業する方も多いですが、ご自宅の新築を検討中の方は、間取りにワークスペースを取り入れましょう。

ワークスペースは仕事のためのスペースとしてだけではなく、趣味の場所やお子様の勉強場所など、ライフステージに応じて様々な活用が可能です。

※コワーキングスペース:フリーランス・自営の人や、サラリーマンなど、立場の異なる人が集まって働く賃貸のシェアオフィスで、仕事に必要な設備が完備されており、交流の場としても活用される


▶︎おすすめコラム:〈リモートワークに適した“家づくり”〉働きやすい自宅の間取りポイントを紹介

施工事例


自宅のワークスペース6つのスタイル|メリットとデメリット

自宅のワークスペース6つのスタイル|メリットとデメリット

「我が家は狭いからワークスペースを作れない」と諦めてる前に、コンパクトな間取りでも取り入れられる間取りを検討しましょう。

ただしその場合は、それぞれのメリットとデメリットの両方を知ることが重要です。

リビングの一角

リビングの一部にワークカウンターを設ける間取りが人気です。

近年は洋風のリビングでも、一部に小上がりタイプの和室を作る住宅も多く、そこに座卓カウンターを設置してワークスペースとして利用する方も少なくありません。

メリット⚫︎LDKの間取りでは、家事と仕事を行き来しやすい
⚫︎親が様子を確認できる子供の学習スペースとしても活用できる
⚫︎仕事以外のパソコン作業をする場所としても便利
デメリット⚫︎家族の行き来が多いため、時間帯や家族構成によっては集中できない
⚫︎リモート会議(オンライン会議)で、周囲の音が入りやすい
⚫︎仕事道具が雑然としやすい
⚫︎来客中に仕事場として利用できない
⚫︎オープンスペースなので、リモート会議(オンライン会議)をしにくい

リビングはご家族がくつろぐ場所でもあるため、音や人の気配が気になり、仕事に没頭できないリスクがあります。

ただし、ご家族の人数が少ない世帯や、小さなお子様がいない世帯では、あまり大きなデメリットはありません。

▶︎おすすめコラム:リビング横に小上がりのある事例|メリット・デメリットと後悔しないためのコツを解説

寝室の一角

寝室の一部にワークスペースを設ける間取りもおすすめです。

リビングと同様に造作カウンターをつくる方法と、デスクや書棚などを置く方法があります。

メリット⚫︎集中できる
⚫︎他の家族に仕事を邪魔されにくい
⚫︎リモート会議(オンライン会議)も気兼ねなくできる
⚫︎仕事道具が片付いていなくても、家族や来客者の目に触れない(リビングなどが散らからない)
⚫︎寝室は基本的に寝る間しか使用しない部屋だが、部屋の稼働率が上がり空間が無駄にならない
デメリット⚫︎日中でも暗い可能性がある(一般的に、寝室はあまり日当たりを重視しない家が多いため)
⚫︎家事をしながらの仕事には不適切(動線が長くなる)
⚫︎寝室を通常より広くする必要があり、仕事をリタイアした後にデッドスペースとなる可能性がある

寝室とワークスペースを兼用する場合、家で仕事をしなくなった後の活用方法が重要なポイントになります。

1階の寝室ではワークスペースとして活用していた余剰スペースを、介護の目的で活用することも可能です。

収納空間の一角

主に狭小住宅で増えているのが、収納空間の一角にワークスペースを設ける間取りです。

以下のような収納空間にワークスペースを設置できます。

  • ウォークインクローゼット
  • ファミリークローゼット
  • パントリー
  • ランドリールーム・家事室
メリット⚫︎集中できる(収納空間に物が入っていると、吸音されて周囲の騒音が気になりにくい)
⚫︎他の家族に仕事を邪魔されにくい
⚫︎リモート会議(オンライン会議)も気兼ねなくできる
⚫︎仕事道具が片付いていなくても、家族や来客者の目に触れない(他のスペースが散らからない)
⚫︎ワークスペースとして使わなくなっても、収納空間として無駄なく活用できる
デメリット⚫︎日中でも暗い(収納スペースは紫外線の影響を防ぐため、大きな窓は設けないのが原則)
⚫︎家事をしながらの仕事には不適切(動線が長くなる)
⚫︎長時間滞在する場合は、十分な換気設備が必要(呼気により空気環境が悪くなりやすい)


階段下のスペース

2階建て住宅の場合は、階段下の空間をワークスペースに利用することも可能です。

階段下を収納スペースにする間取りはよくありますが、天井高が低くなり、奥の方は物を出し入れしにくい事例は珍しくありません。

しかし、座って作業するワークスペースであれば、天井高が低くても、むしろ落ち着いて仕事に取り組めます。

メリット⚫︎程よく狭い空間で集中できる
⚫︎デッドスペースを無駄なく利用できる
⚫︎移動動線の途中なので、家事と仕事を行き来しやすい
⚫︎リビング階段の下であれば、親が様子を確認できる子供の学習スペースとしても活用できる
デメリット⚫︎通り道なので、時間帯によっては集中できない
⚫︎リビング階段だと、リモート会議(オンライン会議)で、周囲の音が入りやすい
⚫︎オープン階段だと、上からゴミやホコリが降ってくる可能性がある
⚫︎廊下や玄関ホールなどに面した階段だと、足元などが冷えやすい
⚫︎オープンスペースなので、リモート会議(オンライン会議)をしにくい

特に気をつけなくてはいけないのが室温環境で、廊下や玄関ホールに面した階段下にワークスペースを設ける場合は、家全体を高断熱仕様にし、全館空調システムを取り入れるプランがおすすめです。

ご家族の人数が少ない世帯や、小さなお子様がいない世帯は、リビング階段の下にワークスペースを作っても、周囲の音や気配があまり気になりません。

▶︎おすすめコラム:「リビング階段をやめてよかった」と思う理由|デメリット・対策や後悔しないための間取りポイントを解説

▶︎おすすめコラム:“全館空調”はやめた方がいい?後悔しないために知るべきデメリットとその対策

ロフト・スキップフロア

狭小住宅など、1階・2階と同じ床レベルでワークスペースの広さを確保できない場合は、ロフトやスキップフロアをご検討ください。

ロフトやスキップフロアを間取りに採用すると、使える床面積が増えます。

建築基準法においては、ロフトなどの面積を延べ床面積に算入されないようにするために、天井の高さを1.4m以下にする必要がありますが、座って作業するワークスペースであれば、その低さはあまり気になりません。

(参考:埼玉県建築基準法取扱集ー建築確認申請時の取扱いについてー

スキップフロアの場合は上の天井高に制限がなく、床下に屈んで入る収納スペースを作れます。

メリット⚫︎子供の学習スペースとして活用しやすい
⚫︎仕事道具が片付いていなくても、家族や来客者の目に触れない(リビングなどが散らからない)
デメリット⚫︎リビングに面したロフトやスキップフロアは、時間帯によって集中できない
⚫︎はしごを利用するロフトは、上り下りが大変で、大きな物を移動するのが大変
⚫︎リビングに面したロフトやスキップフロアは、来客の間に仕事場として利用できない
⚫︎ロフトは夏に暑くなりやすい
⚫︎オープンスペースなので、リモート会議(オンライン会議)をしにくい

ロフトの場合は、屋根から伝わる熱気を遮断する工夫が必要です。

スキップフロアの場合は、構造計画が複雑になるため、設計施工実績のある建築会社に相談しましょう。

▶︎おすすめコラム:【吹き抜けのある注文住宅】メリット・デメリットやよくある後悔の理由、おしゃれな事例を解説

▶︎おすすめコラム:〈SNS・ブログから学ぶ〉“スキップフロア”を後悔しないために重要な12のポイントと事例を紹介

個室の書斎

「床面積は限られるが、やはり仕事は個室でしたい」という方も多いはずです。

メリット⚫︎周囲の音や人の気配を感じにくい
⚫︎リモート会議(オンライン会議)も気兼ねなくできる
⚫︎時間帯や家族構成に関係なく、いつでも1人きりの時間を過ごせる
⚫︎仕事道具が片付いていなくても、家族や来客者の目に触れない
デメリット⚫︎家事と仕事を行き来しにくい(動線が長くなる)
⚫︎スペースをとる(他の空間が狭くなる)
⚫︎個室をつくるため、建築費用が高くなる
⚫︎仕事をリタイアした後にデッドスペースとなる可能性がある

個室の書斎(ワークスペース)を作る場合は、仕事以外での活用方法もイメージして、できるだけ稼働率の高い部屋にすることにより、長く活用できる部屋になります。

ポイント
ご自宅にワークスペースをつくる場合は、ご自身が仕事をしていない時間帯や、リタイア後の活用方法も想定して間取りを検討することが重要です。

仕事での利便性だけに併せてプランを決めると、汎用性がなく稼働率の低いデッドスペースになる可能性があるためご注意ください。


▶︎おすすめコラム:「老後まで安心・快適に住める家」理想の間取りポイント23選を解説

施工事例


自宅のワークスペースに必要な家具・設備とサイズの目安

自宅のワークスペースに必要な家具とサイズの目安
施工事例:穏やかな環境で紡ぐ、平屋での豊かな暮らし

ご自宅のワークスペースを検討する際には、必要な家具や設備とそのサイズを確認しておきましょう。

職種によって必要なアイテムは異なりますので、日頃の仕事風景を想像しながらリストアップする方法がおすすめです。

必要な家具・設備サイズの目安(mm)
デスク+椅子⚫︎ノートPC中心の作業のみ:W900〜1,000/D600
⚫︎デスクトップPC:W1,000〜1,200/D700
⚫︎書き物やその他作業を含む:W1,000〜1,400/D750

※業種によっては、別途、広い作業台が必要
プリンター置き場⚫︎W600/D450(家庭用小型プリンターの場合)
本棚・収納棚⚫︎W450/D300〜350/H600 [2段]
(A4ファイルボックス8つ、A4書類ファイル50冊程度の収納量)
(W=幅、D=奥行き、H=高さ)

デスクや本棚・収納棚を空間にフィットさせてデッドスペースをなくしたい方には、造作家具(造作収納)がおすすめです。

ただし、家の新築・リノベーションと併せて造作家具をプランニングできる建築会社は限られるため、設計施工実績が豊富な建築会社にご相談ください。

▶︎おすすめコラム:【注文住宅】造作収納のメリット・デメリットと空間別施工事例

施工事例


自宅にワークスペースを作る際の設計ポイント

自宅にワークスペースを作る際の設計ポイント
施工事例:公園に面した吹抜けとダウンリビングの家

ご自宅のワークスペースを後悔・失敗したくない方は、事前に設計のポイントを押さえおきましょう。

「誰が・いつ」使うかをイメージする

ワークスペースのプランを検討する際には、まず必ず「誰が・いつ」使うかイメージしましょう。

ご自身・ご家族の生活ルーティンを振り返り、働きたい時間に集中できる場所を選ぶことが重要です。

ただ空いている場所にワークスペースを配置すると、周囲の音や人の行き来・気配が気になり、集中できない可能性があります。

仕事内容に合わせたスペースを確保する

仕事の内容によって、ワークスペースに必要な広さや家具・設備は異なります。

リモート会議を頻繁にするかどうかでも、個室・半個室・オープンスペースのどれが適切か変わるため、日々の業務内容を確認して間取りに反映させましょう。

現在のお仕事場でどのようなスペースを使っているか再確認すると、間取りの参考になります。

コンセントの数・位置を検討する

多くの仕事はパソコンを使い、さらに職種によってはプリンターやデスクライトなど、その他の機器が必要な可能性もあります。

そのため、ワークスペースのプランを検討する際には、コンセントの数と位置も併せて確認しましょう。

コンセントの位置は床から25cmの高さが一般的ですが、それではデスクの下になり、コードが邪魔になる可能性があります。

空間の中央(壁に接しない位置)に作業台などを置く場合は、フロアコンセントを設置するプランをご検討ください。

電源環境と併せて、無線LAN(Wi-Fi)の接続具合も重要なチェックポイントです。

新築の場合は、ワークスペースにルーターの置き場を設けることで、インターネットの接続が安定し、ストレスなく仕事できます。

室温・湿度・空気環境を整える

仕事に集中するためには、適切な室温・湿度・空気の環境を整える必要があります。

ちなみに、厚生労働省が定める事務所の労働衛生基準では、以下のようなルールが設けられています。

基準の対象具体的な内容
室温(努力義務)18℃以上28℃以下
湿度(努力義務)相対湿度が40%以上70%以下
空気環境一酸化炭素の含有率が50/1,000,000(0.005%)以下
二酸化炭素の含有率が5,000/1,000,000(0.5%)以下

(参考:e-GOV法令検索|事務所衛生基準規則

自宅のワークスペースは上記基準の対象外ですが、仕事に集中できる環境づくりには、これらの条件を満たすことが望ましいため、必要に応じて空調設備や換気設備を整えましょう。

照明器具の照度を意識する

ワークスペースは、照明器具の明るさによって、目の疲れにつながります。

ここで参考となるのが、厚生労働省が定める労働衛生基準です。

その中では、事務所において労働者が常時就業する部屋の作業面(デスク上)の照度基準を以下のように定めています。

作業の区分必要な照度
一般的な事務作業300ルクス※以上
付随的な事務作業
(文字を読み込んだり資料を細かく識別したりする必要のないもの)
150ルクス以上

※ルクス(lux):照明の明るさを示す単位で、光源(光を放つ電球など)から光が対象面(デスクや床の上など)にどれだけ到達しているかを示す

(参考:厚生労働省|職場における労働衛生基準が変わりました

上記の他に、日本産業規格(JIS Z 9100:2011照明基準総則)では、さらに細かく作業を分類し、詳細な明るさの基準を定めていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

照度についても、自宅のワークスペースは必ずしも基準に適合する義務はありませんが、仕事に集中するためには、適度な明るさにすることが重要です。

ただし、明る過ぎても落ち着かず集中できない可能性があり、照明器具の位置や向きにより眩しさを感じると仕事に差し支えるのでご注意ください。

リタイア後の空間活用方法を想定する

ワークスペースを間取りに取り入れる際には、仕事をリタイアした後の空間利用についても検討しましょう。

広いワークスペースはゆったり仕事ができて心地よいですが、仕事以外に使わなければ無駄になります。

特に、個室のワークスペースにすると仕事以外に使えなくなる場合もありますので、将来、趣味のスペースや収納などへの転用を想定したり、隣の部屋と簡易的なリノベーションで繋げられるようにしておくプランがおすすめです。

施工事例


自宅のワークスペースに関するよくあるQ&A

施工事例:田園風景に癒される焼杉板張りの家

最後に、自宅のワークスペースについて、多くの方からいただくご質問を紹介します。

Q.ワークスペースに必要な最低床面積は?

A.ワークスペースの適切な広さは作業内容によって異なり、集中できる広さも個人差があります。ただし、一般的には最低でも「幅70〜80cm・奥行き150cm」が必要です。

ただし、最低広さを個室にすると一般的なトイレほどの広さになり、かなり圧迫感があるため、ワークスペースをコンパクトにしたい場合は、リビングの一角につくるなどオープンスタイルにするプランをご検討ください。

Q.オープンスタイルのワークスペースをおしゃれにするポイントは?

A.オープンスタイルのワークスペースは、周辺とのインテリアデザインにおける統一感が重要になります。

家具の素材(面材)を揃えられる造作家具を取り入れるプランがおすすめです。

近年は、無垢フローリング材と併せて、造作家具も無垢材でつくる事例が人気で、弊社にも多くご相談をいただいております。

▶︎おすすめコラム:【建築士解説】「無垢の家」の30年後は?経年変化・メンテナンスや木造住宅の寿命について

▶︎おすすめコラム:【建築士解説】無垢材の住宅|デメリットと床・家具・壁・天井に取り入れるための対策

Q.オープンスタイルのワークスペースに仕切りは必要?

A.オープンスタイルのワークスペースに仕切りを設けると、圧迫感が出る可能性があります。

ただし、仕切りを設けるメリットもあります。

仕切りを設けるメリットは以下のとおりです。

  • 周囲からの音や視線をある程度妨げられる
  • 床や天井に固定された仕切りであれば、壁付けの収納棚を設置できる
  • 座った状態の背後に仕切りを設けると、リモート会議の際に後ろが画面に映らない

ただし、固定式の仕切りを設ける場合は、将来、ワークスペースを他の用途で使う場合を想定し、必要に応じて簡易的な工事で撤去できるようにしておきましょう。

仕切りによる圧迫感が心配な方は、格子で空間を分けるプランがおすすめです。

まとめ

間取り・性能・デザインの全てにこだわった家づくりは「蓮見工務店」にお任せください
施工事例:大屋根と丸太架構の家

リモートワークのスタイルが社会に定着しつつある昨今において、自宅にワークスペースを設ける事例が増えています。

「狭い家だからワークスペースを作るのは無理」と諦めず、空いたスペースをうまく活用し、仕事だけではなく趣味やお子様の勉強スペースなどにも利用できるフレキシブルな空間を間取りに取り入れましょう。

デザインと性能、快適さの全てを持ち合わせた家を埼玉県で新築・リノベーションしたい方は、埼玉県で注文住宅の新築・既存住宅のリフォーム・補助金申請サポートの実績が豊富な「蓮見工務店」にお任せください。

 

施工事例

 

監修者情報

蓮見幸男

蓮見幸男

住まいの知恵袋、家づくり問題解決仕事人

住宅に関するさまざまな事柄(耐震・温熱・耐久性など)を計算やシミュレーションにより可能な限り〝見える化"し、安心・快適な唯一無二の住まいをリーズナブルにお届けしたいと考えています。

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