【『3Dプリンター住宅』の未来と現在地】家づくりを『学ぶ』ブログ・ノンジャンル 第4回

3Dプリンター住宅が実用化に向け、試験的に販売され始めました。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市 K邸 手洗い (2018年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が567回目です。

 

 

このところ、週明けの月曜・火曜に

天気が崩れることが多いですね。

 

20年前迄、電車通勤していた頃は

月曜日の雨は、本当に憂鬱でした。

 

 

 

過去の週明けの天気を振り返ると

 

22日(月):雨

連休明けとなる

30日(火):雨

5月6日(火):雨

 

そして今日13日(月)も雨と

4週連続で週明けの月曜か火曜に

雨が降っていました。

 

 

移動性高気圧の谷間の周期が

ちょうど月曜から火曜日に

はまっているとうことでしょうか。

 

現場仕事の職人さんたちは

ご苦労をお掛けしますが

 

デスクワークが多くなっている私には

気分が落ち着いて

静かな雨降りも、悪くなかったりします。

 

こんな日はカーペンターズの曲を聴きながら

美味しいコーヒーでもいただくのが

良い感じかもしれません。

 

 

 

さて、毎週月曜日は

テーマを限らずに

家づくりについてのお役立ち情報を

おおくりしています。

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

 

第4回『3Dプリンター住宅の未来と現在地』

 

というお話です。

 

お話は、早稲田大学創造理工学部

高口教授のコラムから。

 

 

この4月から

『3Dプリンター住宅』を対象とした

住宅ローン商品が出たそうです。

 

 

3Dプリンターで住宅が出来るの???

そう思われる方も多いのではないでしょうか。

 

既に、昨年の秋から西宮市のビルダーさんが

試験的に販売もされています。

 

 

 

高口先生は、現時点での

『3Dプリンター住宅』の特徴を

 

① 安価

② 工期が短い

③ 形状がユニーク

 

と整理されています。

 

だいたい想像出来ることですね。

 

 

一方、問題点もあるようで

3Dプリンターで住宅が出来ることなど

想像もしていませんでしたから

 

当然、現行の建築基準法に準拠することは

ハードルが高くて

材料を含め、全てが大臣認定を必要とする

ということを指摘されています。

 

規格住宅として、モデルをかなり絞れば

決して超えられないハードルではないかとは

思いますが。

 

 

とはいえ、現時点において

喧伝されるような優位性があるのか?

高口先生は、懐疑的に見ているようです。

 

価格が50㎡で550万円と報道されているが

一般的な住宅規模である

100㎡程度で考えると、1100万円となり

 

普通に内装を仕上げたりすれば

さらに金額はアップして

果たして、劇的に安価かというと

かなり微妙だと見ています。

 

また、独特の丸みを帯びた形状も

好みの分かれるところですし

 

内部で家具を置く際などは

無駄なスペースが出来て

空間効率が悪くなるとの評価。

 

その他、断熱性とか設備の納まりとか

細かいことを考えると

確かに、かなり微妙ではありますね。

 

 

 

さらに、経年劣化に対しても

高口先生は懸念を持たれています。

 

現状の3Dプリンター住宅は

積層タイプで

うねうねと泥状の材料を積み上げて作ります。

 

なので、層と層との間は弱くなり

地震で亀裂が入ったりすると

漏水の原因になりはしないかなど

 

長いスパンでの観察も必要だろうと

見ておられます。

 

 

 

高口先生曰く

 

『3Dプリンター住宅』が

住宅産業を変えるような事業に

成長するか否かは

 

・普通の四角の形状が出来て

・内外装もちゃんと仕上げられている

 

という条件をクリアした時に

 

在来の住宅に対して、

どれくらいの優位性があるのかが

明確になってからではないか。

 

とされています。

 

 

時間を掛け、技能を駆使して

1棟1棟、造り上げていくことに

価値を求める「蓮見工務店の家づくり」とは

 

或る意味、対極にあるといえる

『3Dプリンター住宅』ですが

 

《技術の進化》という視点では

これからも、注目していきたいと思います。

 

今日は、

‟【『3Dプリンター住宅』の未来と現在地】家づくりを『学ぶ』ブログ・ノンジャンル 第4回”

というテーマで

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

として

昨年実用化の第一歩を踏み出した

3Dプリンター住宅の課題や

将来性について

勉強してみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

ホームページ

 

インスタグラム

 

にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

株式会社 蓮見工務店

代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

〒364-0005

埼玉県北本市本宿6-31

048-591-2707

info@hasumi.jp