家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第3弾 頭金は必要なの?

頭金をどれくらい用意したら良いのか?勉強してみましょう!

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市  O邸 キッチン(2013年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

 

今日が540回目です。

 

 

今朝は、静かな雨降りになってます。

こんな朝は、少し心が落ち着きますね。

 

出勤や通学で出掛けられる方は

大変なのでしょうけど

 

自宅の1階がオフィスである私は

穏やかな気持ちで

雨垂れを眺めて、

暖かいコーヒーを楽しんでいます。

 

 

 

さて、毎週火曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”

~暮らしの安心のための予算”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いています。

 

今日の話題は

『頭金の目安』の”いろはの

をおとどけします。

 

 

 

家づくりに必要となる頭金の額は

住宅ローンの借入金額に影響を与えます。

近年の超低金利の状況から

家づくり資金の大半をローン借入とし

なるべく手持ち資金を

残しておいたほうが安心

というお話をよく聞きます。

確かに、0.5%にも満たないような

低金利がズーっと続くのであれば

なるべく手元にお金を残しておいて

不安定な社会に備えるとか

何か別の形で運用するとかを

考えたほうが良いかもしれません。

では、実際として

頭金を減らすことは、

賢い資産活用となるのでしょうか?

今回は、頭金を出すメリットや

デメリットについて勉強しましょう。

先ずは、

頭金を出すデメリットについて

考えてみます。

①手元のお金が減る

生活する上で、必要となる支出への備えや

万が一の緊急生活資金の備えなども必要です。

頭金を出し過ぎると、万が一への備えや

必要な支出をまかなえず、

新たな借入を招く可能性もあります。

②住宅ローン減税の減税額が減る

最大13年間利用できる住宅ローンの減税額は

年末のローン残高で計算されます。

頭金を増やせば、借入金額は減りますから

住宅ローン減税による還付額が

減ることにつながります。

ただ、減る税金の還付額は

頭金100万円あたり7,000円程度です。

その他、頭金を親御さんに

援助して貰う場合などは

贈与税のことも、考える必要があります。

続いて

頭金を出すメリットについて

考えてみましょう。

①金利負担が減る

頭金額を増やす=住宅ローンの借入額が減る。

そうなれば当然、利息額は小さくなります。

例えば借入期間30年、年金利1%

(全期間固定金利、元利均等返済)の場合

借入額が4,500万円だと

金利負担額は、710万円ほど

借入額を500万円減らして4,000万円だと

金利負担額は、630万円まで減って

その差は80万円にもなります。

また、頭金を10%以上ご用意すると

金利優遇がある住宅ローンもあるので

要チェックです。

②諸経費の負担が減る

家づくりに関わる諸経費のうち

住宅ローンの借入額に基づくもあり

 

登録免許税

融資手数料、保証料

住宅ローン印紙税

つなぎ融資費用などは

 

頭金額を増やすことで、

負担を減らすことができます。

 

 

その他、万が一

家を手放さざるを得なくなった時

ローンがたくさん残っていて

売却価格を上回るような場合

売却できないケースもあります。

 

 

 

低金利で、住宅ローン減税もある現在、

頭金を減らし借入金額を増やす

という選択肢もあろうかと思います。

ただ、家づくりのトータルコストで見れば

デメリットの部分も少なくありません。

家づくりいう、人生の一大イベントは

ライフプランをしっかりと立てて、

長期的な目で検討することが大切です。

・将来的な金利動向

・現時点での家賃の有無と金額

・住宅ローンに付帯する

 団体信用生命保険の特約条件

・生活(職業)の安定性

さまざまな条件を検討して

ライフプランに沿った頭金と

住宅ローン借入額のバランスを

考えましょう。

 

 

 

今日は、

‟家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第3弾 頭金は必要なの?”

というテーマで

住宅ローンの借入額と

頭金のバランスを考える目安を

勉強してみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

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これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

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また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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