‟壁掛けエアコン1台で、ゆるーく全館空調出来ますよ!”
☝壁掛けエアコン1台で家中快適に出来たら最高です。
いつも読んでいただいて
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで』『納得して』
そして、なにより
『楽しんで』の家づくりを
お届けしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
川越市 K邸 外観 (2002竣工)
そんな蓮見工務店に
興味を持っていただいたあなたに
家づくりのこと
蓮見工務店のこと
そして、わたしのことを
少しでも知ってもらうために
365日、毎日書いているブログの
今日が401回目です。
11月も下旬の22日だというのに
地元北本の最高気温は19℃まで上がり
とても過ごしやすい一日でした。
それでも、この週末は
一気に気温が下がるようで
土曜日の最高気温の予想が13℃
日曜日には11℃まで冷え込みそうです。
その日は「つくばマラソン」の
当日ですので
どんな服装が良いのか
迷うところですね。
最近練習で走ると
膝に痛みが出てきているので
冷やすのは怖い気がしますが
走っていて暑くなるのも
辛そうです。
そんな寒暖差が大きいこの時期
暖房機器のオン・オフに
苦慮されている方が
多いのではないでしょうか。
特に、全館連続空調の場合は
シーズン中はスイッチを入れっぱなし
というのが基本ですので
今日のような日は
オーバーヒート気味のご家庭も
多かったのではないかと思います。
そこで今日は
本格的なシステムでの
「全館連続空調」ではなく
普通の壁掛けエアコン使って
間取りの工夫と
サーキュレーター等の送風装置で
簡易の「全館空調」をする為の
コツを『学び』たいと思います。
首都圏や近畿圏などの
多くの地域が含まれる
比較的温暖な地域である6地域であれば
断熱性能を高くすると
※具体的には断熱等級6~7
壁掛けエアコン1台で
家中をある程度一定の温度
(2~3℃差)
調えられる可能性があります。
吹抜けや階段空間を利用して
家中の空気を循環させるという
間取りの工夫が基本となります。
そんなふうに空間を
設えた上で、
自然対流による
空気の移動だけでは
足りない部分とか
空気が滞りそうな場所に
サーキュレーターなどの
簡単な家電製品で
補足するという感じです。
それでは、具体的に
見ていきましょう。
冬の暖房は意外と難しくないと
いわれています。
1階に14畳用程度のエアコンを設置し
暖かい空気は軽く
上方に移動するのを利用して
吹抜けを介して、暖気を2階へ送り
階段室から冷気をリターンさせる
という自然対流による循環で
全館をある程度一定の室温に調える
計画になります。
一方、冷房に関しては
ある程度工夫が必要そうです。
というのも、
冷気は密度が高く重いので
低いところに溜まりやすく
自然対流による循環が
難しいのです。
そこで、強制的に空気を動かす
送風扇を併用して
横への広がりを確保するように
計画します。
2階の吹抜けや階段室上部に
6畳用もしくは
10畳用のエアコンを設置し
冷気が降りてくる1階床付近で
サーキュレーターを回し
1階全体の室温を調えます。
サーキュレーターの風量は
大きいものだと
数百㎥/hもありますし
直進性も強いので
冷たい空気を拡散させるのに
有効な家電製品です。
どうでしょうか?
こんな感じで
特別なことをせずに
ゆるーく、全館冷暖房を
実現してみては。
今日は、
‟壁掛けエアコン1台で、ゆるーく全館空調出来ますよ!”
というテーマで
断熱・気密性能を上げて
間取りを工夫すれば
市販のエアコンでも
簡易型の全館空調が
出来ちゃうっていう
お話でした。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
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にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
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