‟壁掛けエアコン1台で全館空調、その肝はパッシブデザイン!”

きょうは『外食の日』です」!日頃の奥様の活躍に感謝し、家族で外食を楽しみましょう!
 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで』『納得して』

そして、なにより

『楽しんで』の家づくりを

お届けしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

川越市 K邸 ダイニング (2002竣工)

 

 

そんな蓮見工務店に

興味を持っていただいたあなたに

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知ってもらうために

365日、毎日書いているブログの

 

今日が402回目です。

 

 

今日11月23日は

勤労感謝の日です。

 

また、日頃仕事や家事で忙しい

お母さん(奥さん)に対して

感謝の気持ちを込めて

 

今日は外食で

楽してもらおうということで

『外食の日』

でもあるそうです。

 

食いしん坊の私にとって

便乗するには最高の記念日です。

 

さて、何を食べましょうかね。w

 

 

 

 

昨日のブログで紹介した

壁掛けエアコン1台で

ゆるーく全館空調して

快適に過ごしましょうというお話について

 

今日は、もう少し具体的なことを

『学んで』見たいと思います。

 

 

 

実際にこの方式で

成功している事例として

 

新潟市「まごころ本舗」

平田さんの自邸を

参考に紹介させていただきます。

 

ちなみに新潟市は5地域ですので

少し条件は厳しくなります。

 

UA値は0.23、C値0.8

延床面積は40坪ほどの高性能住宅です。

 

 

新潟市は、冬場降雪の多い地域なので

UA値が凄く良いですが

日射取得が出来ないという

ハンデがあります。

 

晴天の多い太平洋側ならば

日射熱の取得で

かなり暖房負荷が減りますので

 

ここまで、断熱性能を

上げる必要はないかもしれません。

 

 

こちらの住宅では

冬場の暖房を

24時間連続運転で

設定温度は23℃にしているそうです。

 

1階のリビングの室温が

22℃前後

2階の寝室や子ども室では

在室していない状態で

19℃程度をキープ出来ているとのこと。

 

さて、気になる消費電力は

平均で0.24kWだそうで

0.24kW×24時間×31日=約180kWh

 

電気代になおすと

昼夜連続運転ですので

平均的な電気の単価が

25円/kWhくらいになりますので

180kWh×25円/kWh=4,500円です。

 

真冬のひと月の暖房費が

全館空調で5,000円以下であれば

かなり財布にやさしいのでは

ないでしょうか?

 

灯油も値上がりしていて

最近では130円/㍑くらいしますので

ポリタンク2缶分で

40坪の住まいが全館空調できる

計算です。

 

 

次に、夏場の冷房費も

見てみましょう。

 

2階段室上の6畳用エアコンを

設定温度25℃にして

24時間連続での運転という設定。

 

1階のリビングで26℃

2階の寝室や子ども室は

扉を閉めた状態で、

日中が30℃、夜間は1~2℃下がるそう。

 

やはり、扉を開放するか

送風扇などで機械的に

冷気を導入する必要がありそうです。

 

ちなみに、冷房時の電気代も

4,000~5,000円と

冬場の暖房費とほぼ同じとのこと。

 

 

 

こうした、簡易的な設備で

全館連続空調による快適な温熱環境を

実現しようする場合

 

断熱・気密性能と

冬場の日射取得、夏場の日射遮蔽が

必須になります。

 

つまり、パッシブデザインの手法が

とても有効ということです。

 

 

小さなエネルギーで

最大の快適性と健康を得る工夫

 

パッシブデザインについて

是非、工務店さんに

相談してみて下さい。

 

 

 

今日は、

‟壁掛けエアコン1台で全館空調、その肝はパッシブデザイン!”

というテーマで

市販のエアコンで

簡易型の全館空調実現するコツは

パッシブデザインの手法です

というお話でした。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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