【アーカイブ週間・構造がなぜ重要なのか?】 構造編 第35弾
☝木造家屋の倒壊による人的被害は繰り返されています。
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
埼玉県北本市で
『学んで楽しむ家づくり』を
お届けしている
“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝昨年の取材時に撮っていただいた1枚。
☝こんなお家つくってます。
桶川市 T邸 ダイニング(2016年竣工)
≪30年後も、しみじみ
「良い家だ」と思える家づくり≫
を味わって貰いたくて
毎日書いているブログの
今日が862回目です。
新年度に入って
はや一ヶ月が過ぎました。
新しい生活も
そろそろ、日常になった頃かも知れません。
連休の合間の今日は
学生時代の友人が
事務所に訪ねて来てくれました。
ある大手住宅設備メーカーの
プロジェクトリーダーとして
地場工務店の、
ショールームの活用状況について
ヒヤリングに来たという事です。
ゆっくりと話が出来たのが
十数年ぶりだったので
とても懐かしい話も出て
楽しい時間を過ごさせて貰いました。
この歳になると、
皆、それなりの地位で仕事してますが
昔話になると、途端に当時の感覚に戻れて
なんか嬉しかったりします。
さて、毎週木曜日は
“家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編”
~家族の安全を守る構造”いろはのい”~
をテーマにブログを書いていて
今日はその35回目
【アーカイブ週間・構造がなぜ重要なのか?】
をおとどけします。
震度7以上の地震は
過去30年間に、6回起きています。
その度に、甚大な被害が発生し
その中の多くが
「建築の損傷によるもの」です。
その被害を防ぐために
私たちが
「知るべきこと」と
「行動すべきこと」について
松尾設計室の松尾和也さんが
フェイスブックで触れられています。
その概要を
2024年3月28日のブログで
触れさせていただいていますので
ご紹介したいと思います。
☟
松尾和也さんのFBより
・すでに4ヶ月(3ヶ月の間違いか)を
経過しようとしているが、主要道路等のインフラ以外
全くの手つかずのまま。
撤去している現場は一件も見なかった。
撤去されてるは主要道路をふさいでいる住宅のみ。
しかも、撤去されるのは道路を塞いでいる部分だけ。
・いまだコンビニや市役所ですら水が使えない。
仮設トイレが街のいたるところに設置され、
そこだけ水が使える状況。
5月になっても水道が復旧できるかは微妙らしい。
・古い住宅が圧倒的に多く9割以上を占める。
新しい住宅については無被害もしくは
わずかなヒビ等で済んでいる事が多い。
・面材耐力壁がない、筋交だけの住宅は
大半が全壊状態となっている。
・液状化による被害が甚大で、ベタ基礎以外は
基礎からグニャっと曲がっている家が多い。
・内陸の、地盤が珪藻土で構成されているエリアは
地盤が強く、古くても残っている住宅が多い
・海際の住宅には基礎が無筋の住宅が結構あり
基礎は見事に倒れたり壊れたりしている。
・元々過疎化が進んでいて職人の確保が難しい状況。
過去の地震災害よりも、復旧には
相当長い時間がかかると思われる。
要約すると、以上のような現況報告を
して下さっています。
☝Facebookの全文はこちらから
建築実務者として
やはり、少なからずショックを受けながらも
しっかりと現状分析と、今後について
整理されています。
そして、結びに
自らの使命として
以下の3つのことを書かれています。
①自分が携わる新築住宅は
きちんとした構造の住宅を提供する。
②耐震改修を一件でもたくさん行う。
③指導する工務店に耐震等級3の重要性を
染み渡らせる。
私どもの様な、全国の工務店が
この松尾さんのバトンを受け取ること。
そして、行動に移すことが
何より大切なことになります。
蓮見工務店でも、実務の中で
実践していくと共に
このブログなど様々なメディアを通して
エンドユーザーの方々に
建物の構造の重要性について
情報提供していきたいと思います。
今日は、
‟【アーカイブ週間・構造がなぜ重要なのか?】
家づくりを『学ぶ』ブログ・構造編 第35弾”
というテーマで
巨大地震が発生した際
建物の損傷による被害を防ぐため
私たちは、なにを知り
どう行動すべきかについて
ご紹介しました。
すべての経験を誇らしく感じ
思わず自慢したくなる
『家づくりヒストリー』を
提供し続ける
あなたにとっての
“オンリーワン・ビルダー”です。
これからも、住まいに関わる
さまざまな話題をはじめ
蓮見工務店、わたしについても
情報提供したいと思います。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を
『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。
ご希望の方は、是非ご相談ください。
また、耐震構造に関しても
『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
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