【今年の春闘、過去最高賃上げ!それでも不安は…。】 家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第10弾

大幅な賃上げに沸いた今年の春闘でしたが、実質賃金を見ると…。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

 

こんなお家つくってます。

行田市  K邸 リビング(2020年竣工)

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が595目です。

 

 

天気予報では

今日の日中は30℃を超える

真夏日になりそうです。

 

8日に九州南部、9日に四国が

梅雨入りしましたが

 

九州北部から関東にかけての梅雨入りは

来週半ばまで

 

東北に至っては、来週末の21日以降まで

ズレ込みそうな気配です。

 

 

沖縄では週明けの17日頃からは

晴天が続きそうなので

 

本州の梅雨入りを待たずして

沖縄は梅雨明け宣言が出るかもしれません。

 

 

 

今日、午前11時点で

気温は28.2℃

絶対湿度は12.8g/kg(15.1g/㎥)

でしたので

 

気温も、水蒸気量も

確実に夏の空気が優勢になってきていることが

数字上からも読み取れます。

 

 

 

さて、毎週火曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編”

~暮らしの安心のための予算”いろはの”~

 

というのをテーマにブログをお届けしています。

 

今日はその第10弾

【今年の春闘、過去最高賃上げ!それでも不安は…。】

をおとどけします。

 

 

今年の春闘では

各社で過去最高水準の賃上げが発表され

 

久しぶりに、中々景気の良い話題に

溢れてましたね。

 

NTTの主要5社でも、7.3%の賃上げとなり

2024年入社の新入社員の初任給が

学部卒で30万円以上になるそうです。

 

わたしの35年前の初任給とくらべ

変わらないか、むしろ少ない

なんて状況が、長らく続いてましたが

 

漸く、成長軌道に入っていくのでしょうか。

 

 

 

そんな話題の一方で

現実を見てみると、

まだまだ厳しい状況は続いているようです。

 

給料は上がっても、物価上昇がそれ以上

という状況が続いています。

 

生活実感に近い「実質賃金」が

24カ月連続で前年同月を下回り

過去最長を更新しました。

 

今後は歴史的な高水準となった

春闘の賃上げが反映されていく見通しですが

 

円安による物価の上ぶれなどもあり

実質賃金のプラス定着は来年度以降になる

との見方も出ています。

 

実質賃金のマイナスが続いたのは

リーマンショックの影響を受けた

2007年9月~09年7月の23カ月が最長。

 

ただ、当時と今では、大きく状況が異なります。

 

 

当時はデフレスパイラルで、

労働者が実際に受け取る「名目賃金」が下がった。

 

一方で今回は、人手不足の深刻化もあり、

名目賃金は一昨年の1月から

27カ月連続で前年を上回り、過去最長を更新中。

にもかかわらず実質賃金が落ち込むのは、

物価の伸びが、それを上回り続けたためです。

 

 

22年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、

23年にはコロナ禍から、漸く経済が回復し

原油や小麦などの原材料価格が上昇しました。

 

そこに記録的な円安も相まって

輸入コストが増え、

 

実質賃金の計算に使う消費者物価指数は

23年平均で前年から3.8%も上がったそう。

 

 

実質賃金はいつプラスに転換するのか?

 

日本経済研究センターが4月上旬に公表した

民間エコノミスト36人の見通しでは、

 

最多の15人が今年7~9月期と予測し

次いで14人が今年10~12月期との答え。

 

一方でその後も円安は進行し、

4月末には34年ぶりに

一時1ドル=160円台をつけました。

 

厚生労働省の担当者が

「物価の上昇が3~4%ある中では

実質賃金の好転はなかなか考えにくい」

と言うように、

プラス転換は後ろ倒しの可能性がありそうです。

 

 

円安や中東情勢など

日本国内だけでは、どうにもならない要因もあり

 

物価は上振れリスクが高いと思われます。

 

 

家づくりのような長いスパンでの事業では

そうしたリスクの影響も

とても大きな金額差となります。

 

イニシャルコストとランニングコストとの

バランスを考え

 

少なくとも、30年のトータルコスト

(ライフサイクルコスト(LCC)ともいう)

という視点を持って

コストマネージメントしていくことが

重要な課題となりそうです。

 

 

 

 

今日は、

“【今年の春闘、過去最高賃上げ!それでも不安は…。】

家づくりを『学ぶ』ブログ・予算編 第10弾”

というテーマで

実質賃金のプラス転換が

まだ先になりそうな状況で

家づくりのコストの考え方について

考えてみました。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

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