「能登半島地震」から学ぶべきこと。第一弾 ″被害が大きい地震の特徴” とは?

「能登半島地震」の教訓をどう生かすか?私たちへの課題です。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで』『納得して』

そして、なにより

『楽しんで』の家づくりを

お届けしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

北本市 H邸(店舗併用住宅) 外観(2009年竣工)

 

そんな蓮見工務店に

興味を持っていただいたあなたに

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知ってもらうために

365日、毎日書いているブログの

 

今日が472回目です。

 

 

 

今日も気持ちよく晴れてます!

今朝はこの時期としては

気温も高めで、朝6時で5℃です。

 

事務所の室温も

暖房を入れる前で15℃以上ありました。

 

この事務所は私の住まいの

1階にあるのですが

20年前の設計で作られており

 

断熱や気密については

さほど意識していない頃の建物です。

 

新築当初の事務所です。奥に見える縦長窓がルーバー窓です。

 

窓は漸くペアガラスを入れ始めたくらいで

枠はアルミ製です。

 

気密性の悪さに

今ではサッシのカタログから消え去った

ルーバー窓も

当時は設置面積当たりの開口率が高い

ということで

結構使っています。

 

このルーバー窓ですが

本当に気密性能が低くて

 

冬場に北風が吹くと

スース―冷気が入ってきますし

舞い上げられた砂埃も

入ってしまい

掃除が大変だったりします。

 

 

 

この家の気密測定をすると

恐らくC値は3~5㎠/㎡

くらい出ちゃうのではないかと思います。

 

今、蓮見工務店が建てている住宅の

10倍ものすきま風が

入ってくるということです。

 

効果の高い窓には

内窓を付けるなどして

対策は取っていますが

 

今年こそ、先進窓リノベ補助金等で

省エネ・快適化を

図りたいと思います。

 

 

 

 

さて、今日から2月ですね。

元日に発生した「能登半島地震」から

ちょうど1ヶ月経ったことになります。

 

被災者の方々のご苦労は

まだまだ終わりが見えない状況

だと思いますが

 

ライフラインや道路の復旧にも

ある程度見通しが立ってきて

 

一般ボランティアの方々も

一定数入れるようになってきたようなので

 

一日も早い復興をお祈りしております。

 

 

わたしは、住宅建築を

生業としていますので

 

その視点で、責任を感じながら

今回の災害について

向き合っていきたいと思っています。

 

 

ということで

これから、何回かに分けて

「能登半島地震」について

このブログで考えたいと思いますので

お付き合いいただければ幸いです。

 

 

今日はその第一弾として

 

この地震の概観について

東京都市大学 大橋好光名誉教授の

コメントを紹介しようと思います。

 

 

 

1月1日16時10分に発生した地震は

マグニチュード7.6で、最大震度は7。

 

つまり、これ以上の震度階はない

最上級の震度の地震が

発生したということです。

 

また本州全体に広がる地震でもありました。

 

 

震源は16kmの深さと伝えられ

マグニチュードが大きく深さが浅い

まさに直下型の大地震です。

 

過去、揺れで大きな被害を生じた地震には

・1948年の福井地震(マグニチュード7.1)

・1995年の兵庫県南部地震(マグニチュード7.3)

・2016年の熊本地震(マグニチュード7.3、深さ12km)

などがあります。

 

いずれもマグニチュードが7.0を超え、

震源が浅い、直下型というのが共通点。

 

それから、熊本地震での「大地震は何度もくる」が

能登半島地震でも繰り返されています。

 

熊本地震では、震度7が2回、震度6強が2回

震度6弱が3回、震度5強が4回発生しました。

 

今回も、1月6日までに震度7が1回、6弱が1回

震度5強が7回発生しています。

 

ちなみに能登地方では、2022年6月に震度6弱

2023年5月に震度6強の地震も発生しています。

 

「建築基準法の想定する大地震」は

せいぜい震度6強の下の方です。

震度7は想定していません。

 

地震活動の活発な地震群では

建築基準法の想定する「大地震」は

1回ではすまない

と考える必要がありそうです。

 

 

大橋教授の解説から

 

☆地震の揺れによって被害が大きくなるのは

・マグニチュードが大きく(M7.0超)

・震源が浅い「直下型地震」

 

☆「大地震」は複数回発生する

 

という非常に重要な特徴が読み取れます。

 

 

では、どう対応すべきか?

ということについて

既存家屋、新築物件それぞれで

次回以降に考えてみたいと思います。

 

 

 

今日は、

「能登半島地震」から学ぶべきこと。第一弾″被害が大きい地震の特徴”とは?

というテーマで

東京都市大学 大橋教授の

コメントから

住宅に被害を及ぼす

直下型地震について

考えてみました。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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