今年一番の冷え込みに、被災者の生活環境を思う。

今朝の埼玉は、この冬一番の冷え込みです。被災地の方々の健康が心配されます。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

 

埼玉県北本市で

『学んで』『納得して』

そして、なにより

『楽しんで』の家づくりを

お届けしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

上尾市 Y邸 LDK(2007年竣工)

 

そんな蓮見工務店に

興味を持っていただいたあなたに

 

家づくりのこと

蓮見工務店のこと

そして、わたしのことを

 

少しでも知ってもらうために

365日、毎日書いているブログの

 

今日が452回目です。

 

 

今朝は、本格的に冷え込んでいます。

午前7時時点で-4.1℃まで下がり

この冬一番の寒さです。

 

 

路面の凍結など

十分にお気を付けください。

 

また、水道管が凍結して

水漏れを起こすなどの被害がでる目安が

-4℃度されていますので

 

これから先、ひと月ほどは

気を付けなければならないですね。

 

 

 

被災地では

気温は然程下がらない反面

 

向こう2週間は

ほとんど毎日、雨か雪が降る

厳しい予報になっています。

 

 

ただでさえ、大変な災害に見舞われ

精神的にショックを受けているのに

 

避難所での生活が長引くことで

寒さと、ストレス、物資不足が重なり

 

避難者の方々の健康状態が

懸念される状況になっています。

 

 

考えたくありませんが

こうした大規模災害が発生した場合

 

災害が直接的な原因でなく

避難生活による「災害関連死」という

もう一つの犠牲も

懸念されるようです。

 

今後起こりうる「災害関連死」を

防ぐためにどうすればよいか?

 

 

総合防災・減災が専門の

関西大学教授 奥村与志弘先生の

解説をご紹介します。

 

 

まず、関連死者数は

避難者の増加と共に

指数関数的に増える傾向がある。

 

今回の災害の避難者数は

5万人程度まで広がりそうなので

統計的には20~30人の

関連死者が出る可能性がある。

 

ただ、連日の報道を見ると

被災者を取り巻く環境は

日に日に厳しくなる状況をみると

100人規模の犠牲者が

出る可能性も否定できない。

 

避難所に加え、自宅や

高齢者施設、病院などで

避難生活をされている方々も

 

1日も早い生活の改善が

求められています。

 

 

 

特にライフラインの停止によって

様々で深刻な影響が出ています。

 

≪水不足による影響≫
・口内環境の悪化

⇒感染症

⇒誤嚥性肺炎
・劣悪なトイレ環境

⇒感染症

⇒排泄回数減少→脱水症状

 

≪避難場所の不足≫

 

・車中泊の長期化

⇒エコノミークラス症候群

 

・避難所の環境悪化

⇒環境変化による心身のストレス

⇒睡眠不足等による心身疲労

 

≪電気・ガスの供給停止≫

 

・医療機関の機能停止

⇒糖尿病や高血圧等の既往症の悪化

 

こうした、様々な影響によって

防げるはずの犠牲が出てしまうのです。

 

 

「これをすれば防げる」という

特効薬的な対策は難しいようですが

 

関連死に至るプロセスの連鎖を

出来るだけ断ち切ることが

予防になることは確かだといえます。

 

特に、影響を受けやすい

高齢者を中心に

体調変化の観察など

身近なサポートが大切とのことです。

 

 

 

 

今日は、

‟今年一番の冷え込みに、被災者の生活環境を思う。”

というテーマで

災害関連死について

避難場所の環境が影響する

心身の疾患について

専門化の解説を

ご紹介させていただきました。

 

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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