お客様インタビュー(渕上様)

「がっつり和の家にしない」妻の気持ちを大切に。柔らかな印象で、木の温もりを感じる家に。

蓮見工務店では、蓮見工務店が行なう家づくりについて多くのかたに知っていただくために、今まで施工したお客様にインタビューを行なっています。
今回インタビューにご協力いただいたのは、埼玉県桶川市にお住まいの渕上さんご夫妻。お子様の誕生をきっかけに家づくりを考え始め、建築業のご主人様が蓮見工務店にご家族の希望を丁寧に伝え、想像以上/期待以上の家が完成したと喜ばれていました。今回は、渕上様の家づくりまでのいきさつ、ご夫婦の思いなどを聞いてきました。

家族構成:
夫 渕上佳昭さん
奥様 沙織さん
長女 紗希さん
施工場所 :埼玉県桶川市坂田東
竣工年月日:2021年4月
施工完了までにかかった期間:10ヶ月

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土地選びは根気強く、探偵のように探しました。

―家づくりのきっかけは?
佳昭さん:結婚して上尾市のアパートに暮らしていました。子どもが生まれて、家を建てる計画を始めてから、住所が公開されていない土地はグーグルマップの航空写真を駆使して探しました。

沙織さん:夫はとても熱心に、探偵のように調べていて(笑)、娘のことを考え、小学校に近い場所を選びました。

―新しく家を建てる場所に、土地勘はありましたか?
佳昭さん:僕の実家は桶川市で、今でも母が暮らしています。実家も1階をリノベーションし、木を使ったスタイルにしています。当時、暮らしていた上尾市と職場の間にあるこの土地を購入したこともあり、特に心配はありませんでした。南東か南西角地という条件で、土地を探していたので、希望にあう物件も限られていて。その中で、根気強く土地を探しました。

建築業だからこそわかる、綺麗で収まりの良い工務店。

―なぜ蓮見工務店を選んだのですか?
佳昭さん:知り合いが、近所にとても素敵な家を建てたので、どこの設計事務所に頼んだのか聞いてみたんです。教えてもらった設計事務所さんのホームページで、リンク紹介されていたのが蓮見工務店さんでした。後日メールで相談をして、実際に伺ったら、ご自宅(兼事務所の建築的な納まり)がすごくいいというか…僕は仕事が建築業なので、細かい所が気になって見てしまうのです。事務所も綺麗で第一印象がとても良かったので、ココにお願いしようとすぐに決めました。

沙織さん:夫が蓮見さんと話をして、すごく気に入っているのがわかりました。

―蓮見工務店に期待したことはありますか?
佳昭さん:家を建てると決めた時に、妻から「がっつり和の家にしたくない」と言われて。なので全体的に和風でありながら、和でかちっとした印象ではなく、柔らかさを感じられる家にしました。例えば、外壁も室内も角を丸くアール加工にしたことで、見た目も優しい仕様です。仕上がりがどうなるのか、とても期待していました。家が完成してから、仮に後悔する部分があったとしても、「蓮見さんだからいいかな」と思えるくらい、蓮見工務店さんの方たちの人間性に惹かれて、信頼していました。

沙織さん:生活のしやすさを重視して、夫の希望の中から私自身のリクエストもお伝えしました。食事の匂いが他の部屋に広がらないように「廊下のある家」にしたいと思っていたんです。また、普段からリビングにいる時間が長いので、夏涼しく、冬温かい、常に気持ちよく過ごせる家にしたいと思っていました。夫の気遣いもあり、一緒にキッチンを見に行って「こういうのがいいね」と話をしながら選びました。私が料理を作りやすいように、広めの設計をしてくれて嬉しかったです。

施工中は毎日仕事帰りに立ち寄り、竣工を心待ちにしていました。

―設計段階で感じたこと、打ち合わせの雰囲気はいかがでしたか?
佳昭さん:僕たちの要望を事前にリストアップし、画像などでイメージを伝えていたので、打ち合わせ回数は少なくすみました。蓮見さんからプレゼンしていただいたプランは、こちらの期待や想像をうわ回っていたので、妻と二人で「いいね!」と喜び合いました。

沙織さん:夫を頼りに家づくりを進めていましたが、実際図面を見ても、想像がしにくいこともありました。その後、設計図を基に、夫が専門業者に模型の作成を依頼してくれたんです。できあがった模型のおかげで、家の中の雰囲気をリアルにイメージすることができました。模型を見ると、部屋の大きさも自分が予想していたサイズと違っていたりなど、新しい発見が多かったです。

―施工中のエピソードはありますか?
佳昭さん:毎日仕事帰りに立ち寄って、施工中の様子を見に行きました。写真を撮っては妻に報告が日課に。竣工まで、どんな家が建つのか楽しみで仕方ありませんでした。ご近所の方からも「何のお店が出来るの?」とか、「どんな建物になるのか仕上がりが楽しみね」と声を掛けて貰うこともありました。
リビングとキッチンを仕切る棚の一番上の段は間接照明を仕込むため、「コ」の字型の木組みになっています。3本の木材を組合わせて作ってあるのですが、まるで1本の材料から削り出したように、精密に加工して貰っています。言われないとわからない細部にまでいきとどいた、蓮見工務店さんの熟練の技術に驚かされました。間接照明で天井が優しくライトアップされるのを見ると、丁寧に造っていただいた我が家が誇らしい気持ちになります。

沙織さん:私は施工が終わるまであまり行きませんでしたが、夫の報告を聞いて様子を知りました。夫は照明にもこだわっていましたが、私は間接照明ばかりでは家が暗くなると思い、予備の配線を施してもらっています。暗さが気になるようであれば、将来的に照明を取り付けられるようにしてもらいました。でも、実際は今のところ困っていません。

庭は佳昭さんの手造り。自分好みの家づくり、遂に完成。

―住んでみての感想、よかったこと、もっとこうしたらよかったことはありますか?
佳昭さん:すごく落ち着きますね。僕は休みの日は庭を眺めてくつろぐことが多いです。実は、庭は僕の手造りで1年間、時間をかけて休みの日に造りました。植木もアオダモや紅葉を植えて、ようやく自分好みに完成しました。この夏は、娘が庭のプールでよく遊びました。
天井は杉の無垢材をふんだんに使った板張りで心地よく、1階は棚板とテーブルの窓枠が面一で繋がっているのが、蓮見さんのこだわりのひとつで気に入っています。2階のベランダの軒下も好きで、気に入っているところはたくさんあります。こだわりの部分を親族や友人たちに褒めてもらえることが嬉しいです。

沙織さん:娘が小上がりの和室でお昼寝している様子も、キッチンから見れます。全体が見渡せるのが良いですね。あと、雨が降っていても駐車スペースに屋根があるので、濡れずに家に入れることも助かっています。以前のアパート暮らしは洗濯機を回す時間を気にしたり、夜は子どもとの会話も静かにしていました。近所に気を使うことが多かったので、今はとても子育てしやすいです。

仕事から帰ってくる時に「自分の家を持った」と実感します。

―これからこの家でどんな暮らしがしたいですか?
佳昭さん:この家で、家族が平穏に暮らせれば、それで十分です。娘が、庭や家の中でもテントを張って楽しんでいて「朝ご飯はテントの中で」という日もあったり(笑)、興味のあることはやらせてあげたいでので。親族もよく遊びに来ますし、穏やかに仲良く暮らしていきたいと思います。

沙織さん:娘が「私のおうち、かっこいいのー!」と周りの人に話している姿を見て、本当にそうだなと思います。これからも、日々の生活を家族で楽しみたいです。

―これから家づくりを考える方にメッセージをお願いいたします。
佳昭さん:蓮見工務店さんは僕たちの期待以上に良い仕事をして下さったと思っています。いつも仕事が終わり帰ってくる度に夜、外の照明に照らされる我が家を見て「自分の家を持った」ことを実感しています。僕も当初からこだわる部分はできる限りお伝えしましたが、施工中は蓮見工務店さんからも色んな面で気が付いた点をすぐに伝えて下さいました。親身に対応して頂き、最高の家づくりができました。

沙織さん:最初、木材を多く使用した家は、年数を重ねるうちに木が黒ずんだり、劣化していく気がして心配で。でも、設計から施工までの様子や直接お話を聞く中で、今ではこの家づくりを蓮見工務店さんにお願いをして正解だったと感じています。
いろんなハウスメーカーさんや、家を建てた方のうちにお邪魔をして見学をするなど時間をかけましたが、最後に私たちがたどり着いたのが蓮見工務店さんでした。自分たちだけの、唯一の家を建てられたことが本当によかったと思っています。

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