【GWアーカイブ週間・「省エネ」「快適」への優先順位】 温熱編 Vol.43

岐阜県立森林文化アカデミーの辻先生のセミナー資料より。

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

桶川市 T邸 玄関ホール(2016年竣工)

 

 

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が864回目です。

 

 

ゴールデンウィーク後半戦の初日

 

朝のうちは、北からの風が少し強くて

チョット肌寒い感じですが

 

天気は最高で

一年のうちで、

 

こんなに気持ちの良い陽気も

そう無いのでは

 

と思うようなお出掛け日和です。

 

 

さて、毎週土曜日は

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編”

~暮らしの快適を守る温熱環境”いろはの”~

 

をテーマにブログを書いていて

 

今日はその43回目

【GWアーカイブ週間・「省エネ」「快適」への優先順位】

をおとどけします。

 

 

ゴールデンウィーク中は

過去のブログの中から

 

「もう一度ご覧頂きたい」

という内容のものをピックアップして

ご紹介しています。

 

今日は、その温熱編として

2024年4月20日のブログ

『省エネ・快適への優先順位は?』

をおとどけ。

 

住まいの省エネとか快適性を叶える際に

予算がいくらでもあれば

片っ端から手を付けるというやり方も

アリかもしれません。

 

でも、現実的には

限られた予算の中で

なるべく効果的に

省エネ・快適を実現したいですよね。

 

なので、今日は

省エネ・快適性への対策について

その優先順位を

勉強してみたいと思います。

 

 

参考にしたのが

先日セミナーを拝聴させていただいた

 

岐阜県立森林文化アカデミーの

木造建築スタジオ 辻 充孝教授の

お話です。

 

 

 

こちらの学校は

森林環境、林業、木工、木造建築

の学びに特化した公立の専門学校で

 

木造建築コースでは

辻先生を始め

 

意匠系では

Ms建築設計事務所の三澤文子さんや

建築家の隈研吾さん

 

温熱環境系では

東京大学の前准教授

慶応大学の伊香賀前教授

など

 

錚々たるメンバーが教鞭をとる

要注目の学校です。

 

 

 

広大な敷地内に点在する

校舎群もとても美しくて

一度、訪問させていただきたいと

思っています。

 

因みに設計は

北川原温さんです。

 

 

 

 

さて本題の

省エネ・温熱対策の優先順位を

考えてみましょう。

 

 

まず第一は「①建築の工夫」です。

 

・建物のカタチ

・配置計画

・断熱/気密性能の確保

・日射熱の制御(取得と遮蔽)

・通風の促進

・昼光利用

 

まさに、パッシブデザインが求められる

領域になります。

 

 

 

次に「②暮らし方の工夫」です。

 

・窓の開閉による室温/通風の制御

・着衣による調整

・心地よい居場所探し

・機器の効率的な運用

 

エアコンは使い方によって

効率に大きな差が出ますし

窓の開け閉めで、快適性も大きく

変わってきます。

 

 

 

三番目は「③設備機器の工夫」

 

・高効率な設備機器を導入

 

照明器具はLEDに

消費エネルギーの多くをしめる

給湯や暖房は

ヒートポンプを利用した

高効率のおひさまエコキュートや

エアコンを

負荷計算により最適な効率で

選択することが大切です。

 

 

 

そして最後は「④創エネの工夫」です。

 

・太陽光発電設備の導入

 

上記の要素を全て備えたうえで

太陽光パネルで作った電気を

上手に使って、

ゼロエネルギー住宅(ZEH)が

実現できれば

 

省エネで快適な

本物のエコハウスが出来上がります。

 

 

 

 

 

順番を間違えて

③や④を優先させた家は

 

設備が故障したら

省エネや快適性は

ダメになってしまいますし

 

そもそも設備機器は

一定の年数で交換が必要で

その費用が、生涯つきまとうことに

なってしまいます。

 

 

やはり、①で建物の性能的ベースを

しっかりと確保し

②を身につけたうえで

 

プラスαとして③や④を

導入することが大切なのですね。

 

 

 

今日は、

GWアーカイブ週間・「省エネ」「快適」への優先順位

家づくりを『学ぶ』ブログ・温熱編 第43弾”

というテーマで

過去のリストの中から

住まいの"温熱"にかかわる

基本的な考え方を整理した

ブログをご紹介しました。

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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