【スタバが緑のストローを復活!環境への影響は?】 フリーテーマ Vol.46

自然に帰る生分解プラの誕生で、緑のストローが復活です!

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で

『学んで楽しむ家づくり』を

お届けしている

 

“住まいの知恵袋、
家づくり問題解決仕事人”

 

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

昨年の取材時に撮っていただいた1枚。

 

こんなお家つくってます。

鴻巣市 O邸 和室(2012年竣工)

 

≪30年後も、しみじみ

「良い家だ」と思える家づくり≫

 

を味わって貰いたくて

毎日書いているブログの

 

今日が877回目です。

 

 

おはようございます。

今朝は随分涼しい、というか

肌寒く感じます。

 

気温は午前9時時点で

20℃近くあるので

"平年並み"なのでしょうが

 

明け方から

北よりの冷たい風が

強く吹いていて

 

体感温度は、実際の温度よりも

5℃くらい低く感じます。

 

 

そういえば、九州南部は

5月16日頃に、梅雨入りしていたんですね。

 

沖縄の梅雨入りが5月22日でしたので

1週間近く早く

九州南部が梅雨入りしたという事になります。

 

この現象は、1976年以来

実に49年ぶりとのことです。

 

私たちの住む関東地方は

いつ頃の入梅になるのでしょうかね。

 

 

 

さて、毎週月曜日は

テーマを限らずに

家づくりについてのお役立ち情報を

おおくりしています。

 

“家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

 

ということで

 

スタバが緑のストローを復活!環境への影響は?

 

というテーマでおとどけします。

 

 

この春に、スタバの店舗に

緑のストローが戻ってきています。

 

 

スタバでは、2020年に

地球環境への配慮から

 

緑のプラスチック製のストローをやめて

紙製のストローに替えていました。

 

ところが、飲み心地や耐久性に

課題があって

今回の変更に至ったとのこと。

 

確かに、フラッペチーノとか

飲み終わるまでに時間のかかるものだと

 

ボヨボヨになって来るし

唇にあたる感触とかも

決して良いものではないのを感じてました。

 

で、そんな消費者からの声や

紙ストローも製造過程で

多くの水や薬品を使うことがあり、

 

必ずしも「環境に最も優しい」わけではない

との指摘もあって

 

生分解プラスチック製の

"緑のストロー"に

変更したそうす。

 

 

「生分解プラスチック」とは

環境に流出しても

微生物が分解してくれるので

 

プラごみ汚染を抑えられる

環境負荷の少ないプラスチックのこと。

 

 

理想的な素材のようですが

まだ、課題もあって

 

分解されるまでに、数週間から数カ月の

時間を要すること

 

分解してくれる微生物は

土壌に多く、

 

海や川などの水中は

微生物が少ないうえに

酸素が希薄、低温、弱アルカリ性等

 

生分解に適さない条件が

揃ってしまっている。

 

 

そうした課題にも

東京大学の岩田教授や

群馬大学の橘教授など

 

いくつかの研究機関が

取り組まれているので

 

そう遠くない未来に

「プラごみ汚染は過去のもの」

 

という環境が

調うのかも知れません。

 

 

こうした、人間の叡智によって

今まで野放図に荒らしてきた

地球環境に対して

 

少しずつでも

負荷の少ない社会へと変えていく

 

しかも、その主役は

"微生物"という

地球環境そのものであることが

とても大事なことだと思います。

 

 

 

先日見学させていただいた

愛知県知多半島の物件も

 

「蓄熱」「調湿」機能を持つ

"木"と"土"という

自然素材を巧みに使いながら

 

住環境を穏やかに調える

試みに取り組んでおられました。

 

 

 

柱の表面に隙間を空けた木を打ち付けた壁の中に、地場で採れた土を充填します。

 

"木"は断熱性能も有しながら

ゆっくりと、熱と湿気を調整するので

「冬型」の建材として有効で

 

"土"は素早く大量の熱と湿気を吸排でき

「夏型」といえます。

 

 

こうした研究は、

ドイツが先進となっていて

 

現地に在住しながら

研究を続けられておられる

 

森林文化研究家の池田憲明さんらの

『KANSO』というグループが

 

我が国における、

実践者の先達と言えると思います。

 

 

 

再生可能で、其々の地域で調達できる

素材を利用しながら

 

非定常計算などの

現代的な手法を用いることで

 

今まで"経験と勘"に依っていたものを

数値化し、実際に建築するという

活動をされています。

 

 

とても興味深い活動をされていて

わたしも、秋田県や今回の愛知県など

 

実際の建物を

何度か見学させていただいてますので

別の機会にご紹介したいと思います。

 

 

今日は、

 

‟【スタバが緑のストローを復活!環境への影響は?

家づくりを『学ぶ』ブログ・フリーテーマ 第46回”

~ちょっと役立つ「住まいの小ネタ」~

というテーマで

生分解プラの研究と可能性

そして、建築における

サスティナブル素材

「木」「土」についての

お話でした。

 

 

すべての経験を誇らしく感じ

思わず自慢したくなる

『家づくりヒストリー』を

提供し続ける

 

あなたにとっての

“オンリーワン・ビルダー”です。

 

 

これからも、住まいに関わる

さまざまな話題をはじめ

蓮見工務店、わたしについても

情報提供したいと思います。

 

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

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